第6回日本酒蔵元サミットへ行ってきました!
はじめてこんなイベントに参加をしました!
http://park22.wakwak.com/~maruju/event
横浜赤レンガ倉庫のまわりは、たくさんの花の絨毯。
ぽかぽか陽気で春らしい気分のなか、日本酒を飲んできました。
会場に一歩入ると、マイ猪口、マイ枡などをもった酒通の皆さんがいて、話すことばもよくわからないし(笑)、混んでいるしどうしようという気持ちでしたが、すぐにおいしい酒のありそうなほうへ身体が、勝手に、動き出します。
- 作者: 山同敦子
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
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【お酒入門】
山同敦子著「こどものためのお酒入門」という本を読んで、事前に日本酒を勉強しました。
理論社から出ている、「よりみちパン!セ」というYA向けのシリーズは、とてもおもしろいものが多いのですが、この本もたのしいです(アフィリエイトで下のほうに自動的に選ばれた本が出ると思いますが、このシリーズのけっこうすごいのが並んじゃうかもしれないという予感)。
日本酒って、弥生時代は「口噛み法」という方法で作られていたらしいんです。
噛んで甘くなった米をペッペッと吐いて、それを容れ物にためておく、そしてそこに空気中に漂っている天然酵母が入って自然にアルコール発酵するのを待ち、お酒にするという原始的な方法です。ちなみに当時、噛む役には、結婚していない若くて美しい女性が選ばれていたとか。
知らなかった!
さらにこの本のおもしろいところは、いろんな種類のお酒を作るひとの仕事を紹介し、インタビューをしているところです。
日本酒のページで登場するのは、秋田県横手市「浅舞酒造」の杜氏、森谷康市さん。森谷さんはこんなことをおっしゃっています。
日本酒は「なにぬねの」のお酒。
なごむ、
にこやか、
ぬくもり、
ねむる、
のんびり……
まとめると、にこやかにぬくもりながらなごみつつのんびりねむる、酒?ということに、なる?……ねむってしまうのだけは困りますね。ねむれる、のほうがいいのかも。
【秋田の日本酒】
この本を読んで、すっかり浅舞酒造に興味を持ったわたしは、今回のこのサミットに、浅舞酒造も参加していないかな〜と淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら探せませんでした。
その分、秋田の5種類のお酒を手始めに。
(株)斎弥酒造店 由利正宗 → おいしい
秋田酒類製造(株) 高清水 → これも、おいしい
秋田清酒(株) 刈穂 → うん、おいしい
木村酒造 福小町 → おいしいです
感想は全部おいしいになってしまう。あまり難しいことは言えないしわからない。あまり詳しくはお酒を知らないので。贅沢を言わせてもらえるなら、燗酒で飲んでみたかったということくらい。
ほかにも、すすめてもらったもの全て、飲んでみました。
そして、特に気に入った茨城の野村醸造(株)の「紬美人」を買って帰ることに。
http://www.tsumugibijin.co.jp/tumugibijin%20top.html
日本酒は好き。好きです、日本酒。と、あらためてラブコール。
また行ってみたいです。
あ、それから、知らないひとにお手製のマイ猪口を自慢されましたが、あのひと一体だれだったんでしょう。