本の捨てかた
昨年末、本を数百冊、捨てました。
本当にもう、エイっという感じで、紐でくくって。
図書館員、というと、何よりも本が大切という本好きの人間だと思われがちですが、そうともいえません。
決められたスペースに本が入りきらなくなったら、除籍の手続きをしてから、処分するというのも、仕事ですし。
だから、この仕事を始めてから、本を手放すことが、簡単にできるようになった気がします。
きのうも、古本屋に、100冊ばかり運んで行きました。
そして、棚に収まりきらない本をなくそうと思いはじめています。
肝心のときに探せない本は、結局図書館で借りることになるんだし、
積読の10年ものとかって、ワインみたいに美味しくなるとも限らないだろうし。
もう、ちょっと、把握しきれなくて、困るので、捨てていこうと思っているところです!
なにせ、家人にも、地震が起きたら、本に潰されるといわれているくらいなので。部屋が広ければいいんでしょうけど。
単行本で買った本でどうしてもというものは、文庫を新たに購入したりもします。
でも、また単行本との装丁の違いで、きゅんとなって、結局両方捨てられなかったりもしてしまうのです。
映画のパンフレットも何百冊あるのやら。チラシやポスターもむかしはコレクションしていたけれど、もういいかな。
本など紙でできたものの整理って、本当に難しいです!
こまめに整理して、あまり本を手元に置かないという方がいらしたら、ぜひ整頓のコツを伺いたい!