新入生ガイダンスで拍手をもらう!

いまの職場に来て2年目(正確には1年半経過)。今年度の新入生ガイダンスをはじめて担当することになりました。

教員免許も持っておらず、ただでさえ人前で話をするのがニガテなわたしは、このガイダンスがだんだん近づいてくることを、とてもおそろしくおもっていました。

50分授業×7クラス!3日間のスケジュールのなかの2日目は、3クラス連続!ほぼ150分続けて話すなんて、生涯初のことです。

ガイダンスのための、図書館利用案内の作成も、時間がかかってしまい、前夜かなり遅くまで作業を続けました。印刷した紙をひたすら半分に折り続けるという、地道な作業。

そのあとで一緒に働く先輩にみてもらったリハーサルは、本当にもうだめな感じで、あした実際に41人の生徒たちが来て大丈夫なんだろうか、と、不安でなりませんでした。

そんなわたしに先輩がくれた励ましのことばは…

「大丈夫、そうはいっても、八十二の瞳がみんな先生のほうをしっかり見てるから」

…いつものこととはいえ、Sッ気全開の先生の発言に不安は募るばかり(笑)。

ガイダンスは、
1.図書館についての紹介
  図書館での調べもののしかたと、請求記号のはなし
2.利用者カードの作成
3.調べものクイズ(1の内容を踏まえて)
という流れで進めていきます。

ガイダンスが始まりました。朝は声が大きく出にくかったり、手順を間違えてしまったり、大事な締めのあいさつの最後にかんでしまったりと、常に反省の連続でした。特に4クラス目が中だるみというか、気が抜けてしまいました。

こんな感じで、やっと迎えたガイダンス最終日の最後のクラス、F組。大きい声を出すことへの抵抗がなくなり、生徒たちの顔もしっかり一人一人見られるようになるなど、余裕もでてきて、話すということを楽しめました。

そしてなんと、F組のみんなはガイダンスの終わりのあいさつのあとで、拍手をしてくれたのです!といっても、お調子ものっぽい生徒がノリで拍手をしたのに、ほかのみんなが乗ってくれたという感じなんですけどね。

びっくりしました。でも、うれしかったな〜。なぜただの授業で拍手なんだという謎は残りますが(笑)。

話すこと、に対するニガテ意識、かなり吹き飛びました!

あぁ、仕事がんばろう。これから図書館便りの内容考えなくちゃ!