本のあつまるところ第五回 財津正人さん

ブッククロッシングのラベル

川口のメディアセブンにトークセッションをききにいきました。
http://www.mediaseven.jp

トークセッション「本のあつまるところ」第五回目は、ブッククロッシング・ジャパン代表の財津正人さん。広島から今回のために川口まで来てくださったのです。

ブッククロッシングの活動については『ウェブ進化論』や『コクヨ ひらめきノート 本』などで紹介されていたのでなんとなく知ってはいました。

ブッククロッシングとは
「世界中を図書館に」という合い言葉のもと、街なかに本を放置し、それを偶然手にした人に読んでもらう活動のこと。
http://www.bookcrossing.com

現在日本では4500人ほどの方が参加しており、10000冊もの本が登録されているそうです。

ちなみに世界では74万5千人、540万冊!

本をはどこにおいてもいいということなのですが、ブッククロッシングゾーンとよばれる場所が全国に168ケ所ほどあります。埼玉は1ケ所、たいやき屋さんだそうです。

ブッククロッシングのラベルが貼られた本は、それぞれにID番号を持っていて、その番号を通じて、どういう場所を移動して来たか、どんな風に読まれてきたかなどを知ることができます。言ってみれば、その本の履歴書(職務経歴書?)のようなものですね。

実際、香港を出発して、イギリスに渡り、韓国、日本と旅をしてきた本もあるとか。じぶんの本に世界を旅させたいなら洋書を選ばなきゃですね。世界に羽ばたいて欲しいからウチの子には英語を習わせなくちゃっていう親みたい。

登録してみてどうだったかは、また別の日に書きます。

財津さんは、出版業界に長くいらっしゃるだけあって、本に対する情熱がある方でした。

ブッククロッシングの活動について詳しく説明されるというよりも、本についてのお話がたくさん。励まされました。

活字離れうんぬんいうより、没頭して本を読んでいる姿をみせるだけのほうがずっと、読書の魅力は伝わると、わたしもおもう。

質問への回答もすごくおもしろかったのだけど、書ききれない。

またここにつけたします。